幸せには限りがある
寿命がある
あなたの幸せはなんですか?
食べること、寝ること、音楽に浸ること、友達と話すこと、ゲームに没頭すること、仕事をすること、興味のままに学ぶこと、家族と団らんすること、パートナーとスキンシップをとること…
そのどれもが永遠ではなく、永遠だと苦痛にすらなってしまいそうだ。
永遠だと苦痛!!
これはむごたらしい事実だ。
こんな刹那的な享楽しか感じ取れない我々が遠い視野において何を目指しているのかなんて、わかるわけがない。
定義できる理屈がない。
「幸福の形は形式ばっているが不幸の形は百花繚乱、無尽蔵のレパートリーをもつ」とは俺が今思いついた言葉だが、
正確にはこれもちょっと違う。
幸福の形はいくつがあるし、不幸の形も無尽蔵ではないだろう。だけれどそういう「傾向」はある。
「傾向」これはそのものだけでほとんどの言葉を定義できる便利な単語だ。